日進月歩er

日進月歩er/鏡音リン

日進月歩erは今日も行く

Aメロ

叩いては壊れてく

浅い感情に、心は死んでいた

どうして、身体に則って

世界を見るの

堪えては溢れてく

暗い水滴なら、とうに枯れたんだ

いつかは、悩みを切り取って

飾りにするよ

Bメロ

素敵な、ダンスホール

苦悩に、弾むビート

残響に、霞んでる、夢中を生きて行く

サビ

日進月歩er、空を駆け抜けろ

雲の浜辺に、旗を立てるんだ

日常を、嘲笑う

いつか、全てを討って今日を閉じるから

喧騒、騒音、全て受け止めて

行く末の先、遠くの自分を

歌っていこう

余裕ぶって行こう

夢のモブキャラは

今日も歩いてく

果てない航路に

音を残して

Aメロ

気づいたら、過ぎて行く

僕の秒針に、感謝が泣いていた

いつもの、思いは三秒後

ここにあるかな

探しては、失くしてく

自尊感情と、熱い情熱は

確かに、頰をつねっている

欲が散らばる

Bメロ

敵意に、染まる表情

不安が、溶けた証拠

感動が、キスになって、鼓動を締め付ける

サビ

才能、衝動、抑えられないな

優等生は分からないだろう

普通は飽きたんだ

いつも、身体を賭して、害を歌うから

謙遜、安心、スパイスが無いな

計算尽くで、痛みを食べては

踊っていこう

時間に乗っていこう

案山子の身体で

歩道を歩いて

いつもの調子で

澄ましているから

Cメロ

笑えよ

馬鹿にしてくれよ

空を飛ぶような

理想は捨てたから

もう、泥沼を這うんだ

あー

サビ

日進月歩er、夢はいかがかな

傷も舐めれば、つまらない味さ

何なら、塩を振ろう

痛みも癖になって、いつか慣れるから

安定、安パイ、心地よい怠惰

布団の中で、夢だけ見れれば

良いんだって

そんな甘えは、寝んねしな!

日進月歩er、空を駆け抜けろ

雲の浜辺に、旗を立てるんだ

日常を、嘲笑う

いつか、全てを討って今日を閉じるから

喧騒、騒音、全て受け止めて

行く末の先、遠くの自分を

歌っていこう

余裕ぶって行こう

夢の犠牲者は

今日も駆け抜ける

不敵な笑顔を

君に預けて

日進月歩erは今日も逝く