百年の風

百年の風/鏡音リン

Aメロ
気づいているここは三丁目
いつか歩いた道
寂しげな道に突っ立って
僕は何をしていたの

僕じゃない僕が泣いている
何も言わないまま
それを見てまた歩き出す
僕の影は醜くなってゆく

Bメロ
ずっと大切だった宝物も
一年眠れば記憶の果て
そんなことにばっか、気づいていくんだ
だからもう何も言わないでくれよ

サビ
分かっている、僕は百年の風
波も立てずに過ぎゆくだけだって
分かってるよ、もう言わないでくれよ
懐かしい日々に襲われるから
寂しく思うのも世界の常
全てはいずれ朽ちゆくものだって
分かるほど悲しい気分になる
そして、僕はまた昨日を思うんだ

Bメロ
君も分かっているんだろ?
この世界はほとんど歴史の闇の中へ
そんなことも知って生きていくって?
ああ、もう分かった。言わないでくれよ。

サビ
分かっている、僕は百年の風
波も立てずに過ぎゆくだけだって
分かってるよ、もう言わないでくれ
懐かしい日々に襲われるから
悩んで生きるのも世界の常
全てはいずれ朽ちゆくものだって
分かるほど悲しい気分になる
だけど、僕はまだ何かを変えられるんだ

僕は百年の風
いつか見た景色に花を添えたのだろうか
おい、聞かないでくれよ
懐かしい日々が傷つくからさ
笑っていたいのも世界の常
全てはいずれ朽ちゆくものだって
分かっても僕は歩いていくよ
僕の心に何かを残すために