夢の歌


夢の歌/鏡音リン

夢の歌/鏡音リン

Aメロ

 独りきりでも泣いてないぜ

 明日は今日より良くなるんだ

 なんて、確証もないや

 いつも、変わらずに泣いた

 手を伸ばしても届かないぜ

 夢は今より遠くなるな

 だって、つまづいてばっか

 ずっと、離されてるんだ

Bメロ

 誰も、知らぬ、朝日を追う

 声は枯れて、足ももつれ

 だけど、君なら、大丈夫

 なんて言うから

サビ

 立ち止まってるな

 この手は、いつだってそうさ

 未来に進む君を押して

 昨日の僕の涙を拭くんだって

 笑っていたいんだ、落ち込んでないさ

 苦労に笑う今の声が

 誰の歌にもならない歌になって

 君の元へ

Aメロ

 転んだ時は恥をかいて

 笑わられたら笑い返せ

 いつも、下積みになって

 ずっと、実らないまんま

 夢を見るなら胸を張って

 夢を落として失くさないで

 きっと、そうやってみんな

 いつか、大人になった

Bメロ

 例え、機械であろうとも

 歌と、声に、意味ならある

 君が、心を、作るから

 今も歌う

サビ

 夢になったんだ

 この手は、君だってそうさ

 伸ばすためにもあるんだって

 空に向ければ、輝く星を採って!

 歌っていくんだ、落ち込んでないで

 明日に向けて走る君に

 私の声はいつでも張るんだ

 君の元へ

Cメロ

 夢は今も輝いていて

 遥か遠く、夜の向こう

 いつか、今を超えたなら

サビ

 嗚呼、遠い

 星が、朝日を浴びる

 嗚呼、この手は、いつだってそうだ

 懲りずに伸ばし、挫けるんだ

 だけどどうやら涙は止まらないな

 生きていくんだ、死んだって良いけど

 君のおかげで変わる今を

 君の仕業で変わる誰かの明日を

 

 鏡を君にキスをするよ